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海千山千の骨董屋が特異なものを掘り出したい一心で時たま真赤な偽物に飛びつくことがある。泳ぎの巧者が水に溺れる譬えの通りです。
井伏 鱒二 / 珍品堂主人 作品を確認(amazon)
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骨董・年代もの
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単語の意味
溺れる(おぼれる)
海千山千(うみせんやません)
溺れる・・・1.水の中で泳げなくて、苦しくてもがく。
2.心を奪われる。ひどく夢中になる。「ギャンブルに溺れる」
2.心を奪われる。ひどく夢中になる。「ギャンブルに溺れる」
海千山千・・・長く生きて様々な経験をして、世間の裏も表も知り尽くして、悪賢いこと。また、その人。
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骨董・年代ものの表現・描写・類語(道具・家具のカテゴリ)の一覧 ランダム5
骨董は女と同じだ。《…略…》変なものを掴むようでなくっちゃ、自分の鑑賞眼の発展はあり得ない。骨董にも女にも相場があるようで相場がないものだ。《…略…》惚れるから相場があり、自分の発展がある。
井伏 鱒二 / 珍品堂主人 amazon
ベンチはどれも黒光りのする年代物だ。
浅田次郎 / 鉄道員(ぽっぽや)「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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「道具・家具」カテゴリからランダム5
すし屋が出しそうな大きな茶碗
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
指先には火の点いていない煙草がはさまれ、その先端は空中に幾つかの複雑な、そして意味のないもようを描きつづけている。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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