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しごきの赤が火の蛇 のように取り巻いて
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:13% 作品を確認(青空文庫)
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赤色(赤い)
ベルト・帯(おび)
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前後の文章を含んだ引用
......な目を夢のように見開いてじっと古藤を見た。その枕 もとには三鞭酒 のびんが本式に氷の中につけてあって、飲みさしのコップや、華奢 な紙入れや、かのオリーヴ色の包み物を、しごきの赤が火の蛇 のように取り巻いて、その端が指輪の二つはまった大理石のような葉子の手にもてあそばれていた。 「お遅 うござんした事。お待たされなすったんでしょう。……さ、おはいりなさいまし。そんなも......
単語の意味
蛇(へび)
蛇・・・ひょろ長い筒状で足がないという独特の姿の爬虫類の総称。鱗(うろこ)でおおわれた体をくねらせて進む。先が二分した長い舌を持つ。脱皮を繰り返し、毒を持つものも多い。不吉なもの、執念深いものとして嫌悪の対象となる場合が多いが、一方で、神やその使いとして信仰する場合もある。
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箍(たが)のようにきっちり締めつけたエナメルの黒いバンド
野上 彌生子 / 哀しき少年 amazon
燃えるような緋 の帯上げ
有島武郎 / 或る女
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「モテる中年の極意!」といった男性誌のコーディネートを地で行くような服装
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
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