黙る・沈黙の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
むっつり口をつぐむ。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
不思議なほどしめやかな沈黙が続いた。たき込めた香 のにおいがかすかに動くだけだった。
有島武郎 / 或る女
沈黙が降りた。堅く密度の高い沈黙だった。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
ものの言い方はなかばけんか腰だった。なにかをけ飛ばしたいのだけれど、適当なものがないので、しかたなくぼくに質問しているみたいだった──少なくともぼくにはそんな風に感じられた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
木部はまたうつろに笑ったが、その笑いの響きが傷口にでも答えたように急に黙ってしまった。
有島武郎 / 或る女
嗚咽とも怒号ともつかない叫びが咽喉を破る
中島 敦 / 李陵 amazon
口調に、怒りの色を感じ取った。
金沢 優「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」に収録 amazon
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