TOP > 人物表現 > 記憶 > 思い起こす・記憶をたどる
口惜しい想い、嫉妬の記憶が、裾野に霞のかかった春の山の風景さながらに回想される
辻井 喬 / 暗夜遍歴 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
思い起こす・記憶をたどる
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
口惜しい(くちおしい)
裾野(すその)
霞(かすみ)
春の山(はるのやま)
風景(ふうけい)
口惜しい・・・残念。くやしい。少し昔の言い方。
裾野・・・山の下のほうの緩やかに傾斜したところ。
霞・・・1.遠くにある山などの前に、帯状の煙りのようなものが見える現象。春の朝などによくある、遠くをはっきり見えなくさせる雲のようなもの。
2.目に白いものがかかったようになって、ものがぼんやりと見えること。翳み(かすみ)。
2.目に白いものがかかったようになって、ものがぼんやりと見えること。翳み(かすみ)。
春の山・・・木の芽が萌えて、花が咲き、霞んで見えるなど、春の装いをした山。
風景・・・自然の景色。目の前に広がる眺め。その場の情景。
ここに意味を表示
思い起こす・記憶をたどるの表現・描写・類語(記憶のカテゴリ)の一覧 ランダム5
頭の中にしまわれていた古風な華麗な絵巻が突如として躍り出る
円地 文子 / 朱(あけ)を奪うもの amazon
記憶が深い沼の底から、しゃぼん玉のように頭をもたげて来る
島尾 敏雄 / 出孤島記 amazon
このカテゴリを全部見る
「記憶」カテゴリからランダム5
幼時の記憶というものは、酔っぱらいのようにひどく断片的
高峰 秀子 / わたしの渡世日記〈上〉 amazon
「些細な」思い出が、まるで成長してあらわれた隠し児のように、私の眼前に異常に大きなものに育ってよみがえった。
三島 由紀夫 / 仮面の告白 amazon
同じカテゴリの表現一覧
記憶 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ