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日暮れ近い穏かな初冬の陽が静かにめかけている。
岡本かの子 / 河明り ページ位置:12% 作品を確認(青空文庫)
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冬の夕方・夜
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前後の文章を含んだ引用
......ると客はだいぶ美味おいしくなったといった。それほど船乗りの舌は鹹味かんみに強くなっている。  きょうはいい塩梅あんばいに船もそう混まないで、引潮の岸の河底が干潟になり、それに映って日暮れ近い穏かな初冬の陽が静かにめかけている。かもめが来てあさっている。向う岸は倉庫と倉庫の間の空地に、紅殻色べんがらいろで塗った柵の中に小さい稲荷いなりと鳥居が見え、子供が石蹴いしけりしている。  さすがに話術を鍛えた近頃の下町の芸妓げいぎの......
単語の意味
初冬(しょとう・はつふゆ)
日暮れ(ひぐれ)
初冬・・・冬の初め。陰暦10月の異名。孟冬(もうとう)。
日暮れ・・・日の暮れるころ。太陽が沈んで暗くなるころ。夕暮れ。夕方。
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