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家に引きこもって数日間、仕事をしつづけていると、食べることだけが唯一のなぐさめになってしまう。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:2% 作品を確認(amazon)
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食べる
引きこもり生活・閉じこもり生活
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前後の文章を含んだ引用
......専門家とちがってレパートリーがすくないからでもあるし、いつか料理したものでも、ノートに記しておかぬと、忘れてしまう。 私は、決してぜいたくをいわぬが、なにしろ、家に引きこもって数日間、仕事をしつづけていると、食べることだけが唯一のなぐさめになってしまう。私が書いている時代小説というものを、たとえていえば、「今日は、姉川の戦場に大軍をひきいて戦う織田信長を書く」 そして、「明日は、江戸の町の片隅で、その日暮しを送......
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食べるの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
口のなかの飯が、古綿のように拡がって
林芙美子 / 新版 放浪記
茶筅(ちゃせん)をつかうように箸(はし)で忙しく飯を口中に掻き込む
井伏 鱒二 / 多甚古村 amazon
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引きこもり生活・閉じこもり生活の表現・描写・類語(人生のカテゴリ)の一覧 ランダム5
三日も四日も家に引きこもっていたりすると、知らず知らず、日に二、三度も着物を着替えたりすることがある。これも単調な時間のながれに何とかして変化をもたせ、気分を引きたてて小説を書こうとしているからなのであろう。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
交通遮断 の孤島か、障壁で高く囲まれた美しい牢獄 に閉じこもっていたような二人
有島武郎 / 或る女
日かげにおかれたミイラみたいにことりとも音を立てずに部屋にこもっている
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
布地ごと胸をぽりぽりと搔いた。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
二人は立ち止まって向かい合う。人の流れが二人の周りで楕円形を描く。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
雨のしずくかと、菊治がまた思ったほど、涙は続いて落ちた。
川端 康成 / 千羽鶴 amazon
「人生」カテゴリからランダム5
(結婚して)目の前には家族を背負って歩く働き蜂の、単調な人生が細く、遠く続いている
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
すがすがしいくらい好き勝手
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
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