TOP > 暮らしの表現 > 武器 > 銃を構える・銃口を突きつける(られる)
無愛想で、無機質な銃口が、雪子の後頭部に向けられている。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 ページ位置:91% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
銃を構える・銃口を突きつける(られる)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......行強盗の逃走車だから、さっさと降りて別のタクシーを捕まえたほうが賢明だ。 そう言ってやろうとしたところで、男の手に拳銃が握られていることに気がついた。「え?」 無愛想で、無機質な銃口が、雪子の後頭部に向けられている。「エンジンを切れ」と品のない声が言った。「嘘でしょ」雪子はたとえようのない虚脱感に襲われた。「女ってのは、自分が死んだ後も、『嘘でしょ』って言うんだ」男は太い眉......
単語の意味
無機質(むきしつ)
無機質・・・ビタミンと同様に体の機能の維持や調節になくてならない栄養素。ミネラル。
ここに意味を表示
銃を構える・銃口を突きつける(られる)の表現・描写・類語(武器のカテゴリ)の一覧 ランダム5
「動くな」男は銃口をぐいと突き出すようにした。至近距離であるため、銃で狙うというよりも、刃物で脅しつけるような様子でもあった。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
構えた銃が、七尾を狙った。銃は、それほど大きくなく、銃を持つのではなく変則的な形のデジタルカメラを向けているようにも見える。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
このカテゴリを全部見る
「武器」カテゴリからランダム5
拳銃だった。包装紙の中から出てきたのは、無愛想な拳銃だったのだ。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
はずみをくらった小さな動物のように、弾倉が軽い音で回転する
藤本 義一 / やさぐれ刑事 amazon
月光の中に氷のようにきらめきつつ振り回される刀の光が、言いようもないほどおそろしい
海音寺 潮五郎 / 武道伝来記 amazon
同じカテゴリの表現一覧
武器 の表現の一覧
暮らしの表現 大カテゴリ