小判形に、にぎられて
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:7% 作品を確認(amazon)
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お寿司
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......るけれど、いまのように種類はなかった。 また、いまのように、小さくにぎった飯へ厚切りのマグロが被いかぶさるようになっている鮨は東京になかった。 どちらかというと小判形に、にぎられていて、幼い子供たちは二つに庖丁を入れてもらったほどだ。 こうした鮨をにぎる、むかしからの職人たちは、いま、ほとんど亡くなってしまったろう。 むかし、大晦日などは......
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本式のすし桶でやると、底がひろびろしているので、御飯がいい塩梅にひろがる。それをまぜているうちにまわりの木に湯気を吸いとられてゆくから、ぱらっとした御飯になる。
庄野潤三 / 秋風と二人の男「われらの文学〈第13〉庄野潤三」に収録 amazon
おにぎりのような大きなごはんの上に座ぶとんのような形をしたマグロがのっている。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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