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門一ぱいに当っている、油のような夕日の光の中に、老人のかぶったしゃの帽子や、土耳古トルコの女の金の耳環みみわや、白馬しろうまに飾った色糸の手綱たづなが、絶えず流れて行く容子ようすは、まるで画のような美しさ
芥川龍之介 / 杜子春 ページ位置:2% 作品を確認(青空文庫)
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光に照らされた顔や姿 夕日・西日
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前後の文章を含んだ引用
......困る位、あわれな身分になっているのです。 何しろその頃洛陽といえば、天下に並ぶもののない、繁昌はんじょうきわめた都ですから、往来にはまだしっきりなく、人や車が通っていました。門一ぱいに当っている、油のような夕日の光の中に、老人のかぶったしゃの帽子や、土耳古トルコの女の金の耳環みみわや、白馬しろうまに飾った色糸の手綱たづなが、絶えず流れて行く容子ようすは、まるで画のような美しさです。 しかし杜子春は相変らず、門の壁に身をもたせて、ぼんやり空ばかりながめていました。空には、もう細い月が、うらうらとなびいたかすみの中に、まるで爪のあとかと思う程、かす......
単語の意味
紗(しゃ・さ)
夕日・夕陽(ゆうひ)
耳環(じかん・みみわ)
耳輪・耳環(みみわ)
耳環・耳輪(みみわ)
・・・生糸を織って作られた、軽くて薄い織物。向こう側が透けて見えるほど目が粗く、夏の衣類などに使われる。うすぎぬ。
夕日・夕陽・・・夕方の太陽。入り日(いりひ)。
耳環・・・耳たぶにつけて飾りとする環(わ、=輪)。耳たぶにつける装身具。イヤリング。耳かざり。耳輪(みみわ)。
耳輪・耳環・・・耳たぶにつけて飾りとする輪。耳たぶにつける装身具。イヤリング。耳かざり。耳環(じかん)。
耳環・耳輪・・・耳飾りのひとつ。耳たぶにつけて垂らし、飾りとする輪。イヤリング。耳環(じかん)。


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