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自分に帰り切らないような顔つき
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:87% 作品を確認(青空文庫)
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虚ろ・ボンヤリした表情
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前後の文章を含んだ引用
......調剤所の小さな部屋 で、友だちのKと向き合っている。Kは君のスケッチ帳を興奮した目つきでかしこここ見返している。 「寒かったろう」 とKが言う。君はまだほんとうに自分に帰り切らないような顔つきで、 「うむ。‥‥寒くはなかった。‥‥その線の鈍っているのは寒かったからではないんだ」 と答える。 「鈍っていはしない。君がすっかり何もかも忘れてしまって、駆け......
単語の意味
顔付き(かおつき)
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表情が抜け落ちた。意思のない人形のように身動きもせず、
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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「任意同行だと──」 重藤が眉を上げた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
息子は思いがけない歓迎ぶりに困惑し、身体を強ばらせていたが、口元だけはゆるませ、彼なりに相手の熱意に応えようとしていた。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
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