鍬を杖にしつつ腰を伸ばして、苦しそうにホッと一息した。
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:66% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
ため息・吐息
安心による体の反応、リアクション
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......が見える。その周囲の場内の平地の処々に真黒く、墓穴のように砂を掘り返したところが、重なり合って散在している。 その穴と穴の間の砂の平地の一角に突立った呉一郎は、鍬を杖にしつつ腰を伸ばして、苦しそうにホッと一息した。その顔は真黒く秋日に焦 けている上に、連日の労働に疲れ切っているらしく、見違えるほど窶 れてしまって、眼ばかりがギョロギョロと光っている。流るる汗は止め度もなく、喘 ......
単語の意味
腰(こし)
腰・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
ここに意味を表示
ため息・吐息の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
夢中にしては溜息に実感がこもりすぎていた。
宮本百合子 / 伸子
軽い、感傷的な歎息
夢野久作 / ドグラ・マグラ
このカテゴリを全部見る
安心による体の反応、リアクションの表現・描写(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「嫌い」カテゴリからランダム5
私を疑うような、自分を冷笑 うような冷ややかな表情をして
有島武郎 / 生まれいずる悩み
「安心する」カテゴリからランダム5
ドロドロに崩れた白い液体のように、一切を休めて眠っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
「呼吸」カテゴリからランダム5
夢中にしては溜息に実感がこもりすぎていた。
宮本百合子 / 伸子
「感動」カテゴリからランダム5
若し人があたりにいなければ、心をこめて両腕をこの山々に向って延したいほど感動を覚えた。
宮本百合子 / 伸子
同じカテゴリの表現一覧
嫌い の表現の一覧
安心する の表現の一覧
呼吸 の表現の一覧
感動 の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ