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(曖昧な記憶)見覚えのある顔だ。しかし何処であった誰なのかうまく思い出せない。
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忘れる・思い出せない・曖昧な記憶
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単語の意味
曖昧(あいまい)
曖昧・・・はっきりしないこと。明確さに欠けるさま。「曖」も「昧」も訓読みで「くら(い)」と読める。
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忘れる・思い出せない・曖昧な記憶の表現・描写・類語(記憶のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(記憶の混乱)実際に経験したことと、後から伝聞で知ったことが交錯していて、現実と思い込みの区別がつかない
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
ここで手を離せば永遠に届かない。そんな気持ちで、俺は必死に記憶を探る。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
スマフォで飛驒の山並みを検索する。記憶の中の風景とマッチする稜線を探す。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
それからの記憶が、まるで前世の記憶みたいに遠くぼやけている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
私は出来るだけ過去に類似の情況を探してみたが、無駄であった。それは記憶の外側の、紙一重のところまで来ていながら、不明の原因によって、中に入り得ないようであった
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
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「記憶」カテゴリからランダム5
面影が、塩を焼く煙のようにゆらゆらと消えずに立つ
島尾 敏雄 / 出孤島記 amazon
ソリッチは、前を向いたまま、まぶしそうに目を細めて、 「──脅迫されていたんだ。」 と呟いた。洋子は驚いて、父の顔を見上げた。「どうして? 誰から?」 ソリッチの目は、回想の乱反射に耐えているかのようだった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
風景が時の襞(ひだ)に吸い込まれた風化する
島尾 敏雄 / 出孤島記 amazon
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