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花、植物のにおいの表現・描写・類語(におい・香りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
橘の花が、折から日ざしにむされて芳香を伝える
三好 達治 / 詩を読む人のために amazon
あたりに漂う芳香には 揮発 性があり、あたかも生命の息吹のように、はかなく天に昇る。それゆえにあらゆる宗教的な儀式において、乳香と 没薬 は重要な役割を演じるのである。香りにはどこか霊的な働きがある。
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
花瓶にはダリアに似た花がいけられていた。機転のきかない中年女性を連想させるいかにも鈍重な花だった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
福寿草があちこちに黄色い毬(まり)のように群がって咲く
原田 康子 / 挽歌 amazon
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麦の表現・描写・類語(植物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
穂首まで黄いろくなり、芒(のぎ)は金の針のように、今が丁度刈り時である。
島木 健作 / 生活の探求〈第1,2部〉 (1950年) amazon
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「におい・香り」カテゴリからランダム5
花の匂いが、閉 て切ってあるここまで匂って来る。
岡本かの子 / 河明り
「植物」カテゴリからランダム5
卯の花の白く灰(ほの)めくのも一段と風情を添える
芥川 龍之介 / 邪宗門 (1977年) amazon
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