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(刀傷)小判型の風呂のふちに両手をかけると、左の腕に、みみずのように盛りあがった、かなり大きい刀傷が、ゆき子をぞっとさせる。
林 芙美子 / 浮雲 作品を確認(amazon)
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刃物で人を切る(刺す)
肌の傷・怪我
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単語の意味
蚯蚓(みみず)
蚯蚓・・・ミミズ綱(貧毛類)の環形動物の総称。地中に住む、薄赤くて細長い下等生物。円筒状で、多くの輪のような節から成る。名前は、目がないため「目みえず」に由来するという説が有力。地竜(じりゅう)。赤竜(せきりょう)。
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刃物で人を切る(刺す)の表現・描写・類語(攻撃のカテゴリ)の一覧 ランダム5
後ろから近づきながらナイフを取り出し、何も考えずに刺した。血濡れた刃を抜いてもう一度、夢でないことを確かめるためだけに何度も何度も……。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
脇差の光が走った。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
(刀を)ばっと、風を割って落した。
吉川英治 / 治郎吉格子
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肌の傷・怪我の表現・描写・類語(健康・体調・病気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
浮上ったような蚯蚓腫 れや、蜥蜴 のような血斑
夢野久作 / ドグラ・マグラ
数日経てば消えてしまう傷痕
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
腐った茄子のようにブシ色に腫れ上がった顔
藤枝 静男 / 或る年の冬 或る年の夏 amazon
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「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
(自分が何者か思い出せない)タッタ一人で宇宙間を浮游 する、悲しい、淋しい、無名の一微塵 に過ぎないのであった。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
熱病患者が冷たいものに触れた時のような不快な悪寒
有島武郎 / 或る女
筋肉がしこっていて、燃え残しの根株のように熱っぽい
武田 泰淳 / 風媒花 amazon
「攻撃」カテゴリからランダム5
切りつけられ、わずかに刃先を紙一重で遁(のが)れる
柴田 錬三郎 / 南国群狼伝 amazon
横腹を蹴りつけた瞬間の感触が、右の足先に甦ってくるのである。骨よりも柔らかいが肉よりも硬い、そんなものが足先に当たったことを、まざまざと思い出してしまう
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
振幅の短い一撃を、牛河の左側の腎臓に送り込んだ。音のない、しかしおそろしく強烈な背後からの一撃だった。激痛が全身を貫いた。すべての臓器が縮み上がり、痛みが一段落するまでまともに息ができなかった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
麗子は咽喉元へ刃先をあてた。一つ突いた。浅かった。頭がひどく熱してきて、手がめちゃくちゃに動いた。刃を横に強く引く。口のなかに温かいものが迸り、目先は吹き上げる地の幻で真っ赤になった。
三島由紀夫 / 憂国 amazon
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