風が、くすぐるように背中をさする
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風
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単語の意味
背中(せなか)
背中・・・背の中央。背骨のあたり。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背(せ)。背面。
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冷々した風が音もなく萱の穂を動かす程度に吹いていた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
空気はいくらか温度を低め、ビルディングの間へ吹きぬけて行く風がようやく肌の汗を止める力を持ちはじめた。
野間 宏 / 残像「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
窓のそとは絶えず吠えるような風の音が続き
宇野 千代 / 色ざんげ amazon
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