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ポーッと次第に上の方へと赤みがかった山の肌。まるで破瓜期(はかき)の少女の陰毛のようにポヤポヤと見えるのは、やっぱり立木の群だろう。
檀 一雄 / 佐久の夕映え「檀一雄全集〈第1巻〉花筐,佐久の夕映え (1977年)」に収録 作品を確認(amazon)
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夕方
山
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単語の意味
破瓜期(はかき)
破瓜期・・・女の月経の始まる年ごろ。女子の思春期。
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夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
脚本の文字が読みにくいと思ったら、いつの間にか陽が傾いていた。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
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毛物(獣)の形をした山が、巨(おお)きな顎を海峡に浸して潮を飲む
内田 百けん / 冥途 amazon
南画からそっくり抜け出したような嶮しい山
竹西 寛子 / 長城の風 amazon
雪のある山並の堅い線が見えた。
小林多喜二 / 蟹工船
(山が)象の 頭 に似ている
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「地上・陸地」カテゴリからランダム5
私がさまよい込んだ丘陵地帯は、ブラウエン、アルベラ、オルモックの各作戦地区を頂点とする三角形の中心に近く、いわば 颱風 の眼のように無事であった。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
静けさが冷たい滴(しずく)となって落ちそうな杉林
川端 康成 / 雪国 amazon
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
夕陽が怖いくらい赤かった。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
遠い山々が雪が煙ると見えるような柔らかい乳色につつまれる
川端 康成 / 雪国 amazon
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