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人間の話でいちばん面白いのは自慢話で、誰でも何かしら自慢するときは「俺だけが知っている」といった調子で躍動感を持って話すものです。まさに〝絶口調〟といった面持ちで。
※備考※ 『編集者の学校』からの引用
水道橋博士「藝人春秋 (文春文庫)」に収録 ページ位置:62% 作品を確認(amazon)
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自慢する・誇らしげに語る
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前後の文章を含んだ引用
......芸人として人前で常に強気の袈裟を装った。 他人が作ったネタすらも自分の自慢話にしたほどに。 ホラ話とは何か、大宅賞受賞のルポライター・吉田司はこう語っている。 人間の話でいちばん面白いのは自慢話で、誰でも何かしら自慢するときは「俺だけが知っている」といった調子で躍動感を持って話すものです。まさに〝絶口調〟といった面持ちで。その話が噓か本当かはさておき、僕は取材するときはいつも、相手にホラを吹けるだけ吹かせるようにしています。そして、あとで考えます。どうして彼はそこまでホラを吹かな......
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自慢する・誇らしげに語るの表現・描写・類語(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
会話の端々に非常にさりげなく、彼自身のポジティヴな情報を入れ込んでくる。まるでトイレや洗面台に小さな黄色い花のポプリをそっと置くかのように。私にこれだけは言っておかなきゃならないという項目を決めてあるみたいだ。
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
自己の存在を認めて貰いたかった
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
その後もケンはたいして内容のないことをつらつらと話し続けた。あのヘッドセットを使いたいだけなのだろうとは彼もすぐに察しはつく。安いボンドカーを周りにアピールしなければ、ケンは落ち着かないのだろう。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
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「安心する」カテゴリからランダム5
(気持ちを落ち着かせる)肺に新しい空気を送りこみ、目を閉じ、そこにあるとりとめもない暗闇の中でゆっくりと数を数えた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
深い安堵 がわれわれを包んでくれる
梶井基次郎 / 闇の絵巻
落ち着かなければ、十和子は胸を押さえる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「言葉を交わす」カテゴリからランダム5
日本人というのは儒教の精神がありますので、約束を守るのは最低限の常識だと、ほとんどの方が思うことでしょう。
野崎 幸助「紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)」に収録 amazon
「私、実は多摩文化大の出身でしてね」野見山が今までの話をきれいさっぱりと忘れたような口調で言う。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(我が子に英語を教える)私たちに教えながら、そんな基礎以下のまた以下の英語をもう一度自分の心に刻みつけるような、自分の人生のラインをなぞりなおすような必死さが美しかった。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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