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筋肉で盛り上がった肩の上に、正しくはめ込まれた、牡牛 のように太い首に、やや長めな赤銅色の君の顔は、健康そのもののようにしっかりと乗っていた。
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:20% 作品を確認(青空文庫)
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首の雰囲気
丈夫・がっしりした体つき
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前後の文章を含んだ引用
......るような鋭敏な神経の所有者らしい姿はどこにあるのだろう。地 をつぶしてさしこをした厚衣 を二枚重ね着して、どっしりと落ち付いた君のすわり形は、私より五寸も高く見えた。筋肉で盛り上がった肩の上に、正しくはめ込まれた、牡牛 のように太い首に、やや長めな赤銅色の君の顔は、健康そのもののようにしっかりと乗っていた。筋肉質な君の顔は、どこからどこまで引き締まっていたが、輪郭の正しい目鼻立ちの隈々 には、心の中からわいて出る寛大な微笑の影が、自然に漂っていて、脂肪気のない君の容貌 ......
単語の意味
赤銅色(しゃくどういろ)
首・頸・頚(くび)
赤銅(しゃくどう)
赤銅色・・・紫がかった黒色。赤銅(合金の一種)のような色。日焼けした肌の色などによくいう。
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
赤銅・・・1.銅にわずかな金と銀を加えた合金。日本古来より仏像や装飾品など工芸品に利用。
2.赤銅色の略。黒みを帯びた紫色。
2.赤銅色の略。黒みを帯びた紫色。
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(50代の女性)首筋には三本の細い皺が、人生の刻み目のようにくっきりとついている。あるいは三つの願いが叶えられたしるしかもしれない。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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