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頭に鈍重な犀(さい)の大脳でも詰まっているようで、思考の筋道がぼんやりしている
倉橋 由美子 / 倉橋由美子の怪奇掌篇 作品を確認(amazon)
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頭が働かない
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単語の意味
鈍重(どんじゅう)
犀(さい)
鈍重・・・動作や性質がにぶい、のろい。
犀・・・サイ科の哺乳動物。象に次ぐ巨体で、四肢も像に似る。頭は長く首は短い。硬い皮膚を持つ。鼻先から生える角が特徴で、角は漢方の元にもなる。草食で視覚は弱い。熱帯地方に住む。
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ロンドンの裏街に漂う濃霧のようなものが、右脳と左脳の間にたなびいている
荻野 アンナ / 背負い水 amazon
さて、僕は思った。でも「さて」のあとが続かなかった。僕は思考の巨大な空白の真ん中にいた。どちらに行っても、何処まで行っても空白だった。何にもいきあたらなかった。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
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頭の中は完全に混乱していた。様々なことが一気に脳の中で氾濫し、それを何一つ把握できていない状態だった。《…略…》両手で頭を抱えた。 ブレーカーが脳の中にあるのだとすれば、それがそろそろ落ちる頃ではないか。そうでなければ脳がパンクする。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
話はつい永くなって十時頃になってしまった。
岡本かの子 / 東海道五十三次
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