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うすら冷たくほのぼのとした河明りが、障子にうつるこの室
岡本かの子 / 河明り ページ位置:99% 作品を確認(青空文庫)
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室内に差し込む光
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前後の文章を含んだ引用
......この際二人に最も必要である。場合によってはと考えて、初から娘の旅券には暹羅シャム、安南、ボルネオ、スマトラ、爪哇ジャバへの旅行許可証をも得させてあったのが、幸だった。  私はうすら冷たくほのぼのとした河明りが、障子にうつるこの室に座りながら、私の最初のプランである、私の物語の娘に附与すべき性格を捕捉ほそくする努力を決して捨ててはいない。芸術は運命である。一度モチーフにからまれたが最後、捨てよう......
単語の意味
仄々・仄仄(ほのぼの)
薄ら(うすら)
仄々・仄仄・・・わずかな暖かみや明るさを感じ、好ましい印象を受けるさま。ほんのり暖かい。ほんのり心暖まる。ほのかに明るい。うすうす。「仄」は訓読みで「ほの(か)」と読め、「わずかに感じられるさま」をあらわす字。同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
薄ら・・・ほんの少し。かすか。
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