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人間がいるとは思えぬほど、イヤに寂莫せきばくとした景色
吉川英治 / 増長天王 ページ位置:6% 作品を確認(青空文庫)
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閑散・人気(ひとけ)がない
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前後の文章を含んだ引用
......山は平和過ぎる。すぐ目の下の山間やまあいを眺め渡してみても、あっちの沢やこっちの山瀬に、四、五十戸の屋根が見えるが、それは皆、名陶めいとう色鍋島を焼く、御用細工人の陶器小屋すえものごやで、人間がいるとは思えぬほど、イヤに寂莫せきばくとした景色である。  平和にくと平和な光景が、見るもだるくなってくるらしい。  それが、杢之進もくのしんをいよいよ憂鬱ゆううつにさせて、何か、波瀾の来たらんことを祈りたくなる。 「それを思う......
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景色(けしき)
景色・・・風景。眺め。とくに、自然の眺め。
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