河が銀色の蛇のようにうねっている
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 作品を確認(amazon)
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川
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単語の意味
蛇(へび)
うねる(うねる)
蛇・・・ひょろ長い筒状で足がないという独特の姿の爬虫類の総称。鱗(うろこ)でおおわれた体をくねらせて進む。先が二分した長い舌を持つ。脱皮を繰り返し、毒を持つものも多い。不吉なもの、執念深いものとして嫌悪の対象となる場合が多いが、一方で、神やその使いとして信仰する場合もある。
うねる・・・大きく緩やかに曲がりくねる。大きく緩やかに上がったり下がったりする。また、そのような状態が続くことや、そのような状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。
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川の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
雨水は川に流れこみ、コンクリートの川底を海に向けて滑り下りていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
川が光っている。銀紙に光を当てたように乱反射する日差しが、川自身が発光していると勘違いさせるほどだった。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
ところどころに船が湊泊する船溜り が膨らんだように川幅を拡 げている。
岡本かの子 / 河明り
奈良の南の町外れに近く、菜の花の中に落した巨大な銀簪(かんざし)の二本の足のように能登川と岩井川とが流れている。
岡本 かの子 / 落城後の女「岡本かの子全集〈4〉 (ちくま文庫)」に収録 amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
男らしい海
林芙美子 / 新版 放浪記
七月の海がとろりと光を流して青い
大仏次郎 / 雪崩 amazon
浜を 嚙 む単調な音
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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