若人の濡れ髪を干すように閂の辺まで鬱蒼と覆い掛り垂れ下る蔦葉の盛りを見て
岡本 かの子 / 蔦の門 作品を確認(amazon)
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蔦(つた)
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単語の意味
鬱蒼・鬱葱(うっそう)
辺・畔(ほとり)
濡れ髪(ぬれがみ)
鬱蒼・鬱葱・・・草木が薄暗くなるほどたくさん茂っているさま。
辺・畔・・・1.すぐ近くの場所。近辺。そば。あたり。
2.陸地と水面が接しているところ。川や海などの水際。岸。きわ。
2.陸地と水面が接しているところ。川や海などの水際。岸。きわ。
濡れ髪・・・濡れてる髪。洗って、まだ乾かない髪。
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蔦(つた)の表現・描写・類語(植物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(蔦は)まるで私たちが昔かけた房附きの毛糸の肩掛けのよう
岡本 かの子 / 蔦の門 amazon
岡本かの子 / 母子叙情
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すっかり葉の落ちてしまった木が箒のよう
カレル チャペック / 園芸家12カ月 amazon
塀の金鎖草の蔓の一むらの茂みが初夏の夕暮の空に蓬髪のように乱れ、
岡本かの子 / 巴里祭
堤防の上の葉ざくらの深い緑が眼を射る
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
まわりの地面にまるくおが屑でも撒いたように、橙色の落花を散らしている金木犀
黒井 千次 / 群棲 amazon
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