TOP > 人物表現 > 表情・顔に表れた気持ち > 不快の表情・顔をしかめる
沈黙で不服を表した。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:36% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
不快の表情・顔をしかめる
黙る・沈黙
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......すぐ行くわ」 「ここで飲みたいんだがな」 伸子は如露の水を切って、敷居際に立っている佃を見上げた。 「――あちらへ行きましょうじゃないの、ね?」 「…………」 佃は、沈黙で不服を表した。 「お昼に出たっきりだから、すこし行って喋って来ましょうよ。あっちでもきっとお茶を上りたい頃よ」 「行ったっていいけれども――永くなるんで」 「いやな方! なんとかか......
単語の意味
不服(ふふく)
不服・・・納得できずに、不満に思うこと。
ここに意味を表示
不快の表情・顔をしかめるの表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
有島武郎 / 或る女
このカテゴリを全部見る
黙る・沈黙の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
長い沈黙があった。遠くで 蟬 の声が聞こえていた。
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
(蝉が鳴りしきるお寺で)わたしたちはまるでせみの声に鼓膜を吸い取られたかのように、無口にお寺の精進料理を食べた。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
三人がそれぞれ申し合わせたように口を閉ざしてしまった
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「声・口調」カテゴリからランダム5
ある種の鳥類のような笑い声
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 amazon
(「ああ、痛い」という声が)からだのありかとほとんどかかわりなく、闇の中にひろがりきって、闇そのものの呻きのようにふくらんでは引く。
古井 由吉 / 水「古井由吉自撰作品 2 水/櫛の火 (古井由吉自撰作品【全8巻】)」に収録 amazon
冷たい空気を、俺は思いきり吸う。そして、ぜんぶの想いを吐き出すように、ありったけの声で叫ぶ。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
露天の叩き売りのような低くてかすれた声
椎名 誠 / 新橋烏森口青春篇 amazon
「嫌い」カテゴリからランダム5
三日間森の中をさまよい歩いた子供のようにぐったりと疲れていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
胸もとがむかつくらしく白いハンケチを鼻にあてながら
岡本かの子 / 巴里祭
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
有島武郎 / 或る女
同じカテゴリの表現一覧
声・口調 の表現の一覧
嫌い の表現の一覧
表情・顔に表れた気持ち の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ
感覚表現 大カテゴリ
人物表現 大カテゴリ