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氷刃つららのような白い裸の刀が、歩くたびに、ぎらぎら光った。
吉川英治 / 八寒道中 ページ位置:96% 作品を確認(青空文庫)
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刃物(ナイフ・剣・刀)
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......骨ばった白皙はくせきな顔とを、あからさまな霜光りにさらして歩んでゆく。  その女の一方の手は、三五兵衛の左の脇の下にしっかりと抱きこまれていた。また彼の空いている右手には、氷刃つららのような白い裸の刀が、歩くたびに、ぎらぎら光った。 「……畜生、畜生」  と、鮎川部屋の者で、口のうちで叫ぶものがあった。 「まるで、道行みちゆきだ!」 「お稲さんの量見りょうけんがわからねえ」 「古い、色男かな」 「そうじゃあない!」 「......
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氷刃(ひょうじん)
刀(かたな)
氷刃・・・氷みたいに光る鋭い刃。氷のやいば。
・・・刀剣のうち片刃(かたは[=片方だけに刃がある])のもの。諸刃・両刃(もろは)のものは「剣(けん・つるぎ)」という。「かたな」の音は「かたは」が転じたものとされる。
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武士道にとって刀は魂と武勇の象徴であった。
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon関連カテ刃物(ナイフ・剣・刀)武士道
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