TOP > 人物表現 > 睡眠・眠る・寝る > 眠れない・眠りが浅い
(不安で眠れない)母親も寝てしまってあとはただ自分一人が荒涼とした夜の時間のなかへ取り残される
梶井基次郎 / のんきな患者 ページ位置:10% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
不安になる
眠れない・眠りが浅い
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......つ精密に言うと――何故不安が不安になって来るかというと、これからだんだん人が寝てしまって医者へ行ってもらうということもほんとうにできなくなるということや、そして母親も寝てしまってあとはただ自分一人が荒涼とした夜の時間のなかへ取り残されるということや、そしてもしその時間の真中でこのえたいの知れない不安の内容が実現するようなことがあればもはや自分はどうすることもできないではないかというようなことを......
単語の意味
荒涼・荒寥(こうりょう)
ここに意味を表示
不安になるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
胸の奥の不安の 在処 を 鷲 摑 みにされたかのような感じがした。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
体の内部にも何ものかが、手をさし入れて、内から、かすかに彼の肉を引きかいているような痛みを交えた不安が、彼の背骨を沿うて下から上ってくる。
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
眠れない・眠りが浅いの表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ろくに眠っていない疲れと、朝一番の光を待つ長い狂気のような孤独の時間に恐怖をおぼえ
吉本 ばなな / ムーンライト・シャドウ「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
眠ることなんてできなかった。激しいざわめきの記憶が血管の中に残っていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「不安」の言葉を含む恐怖の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
不安と恐怖にのたうち廻る思い
太宰治 / 人間失格
このカテゴリを全部見る
「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
浴衣の裾を気にするふりをして視線を逸らす
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
目が覚めると、夢の雰囲気から自分だけ追い出された冬の朝だった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
身体が綿のようになって昏睡病 にかかったような心持ちがした
夏目漱石 / 吾輩は猫である
同じカテゴリの表現一覧
恐怖・不安 の表現の一覧
恐怖・不安のレベル
恐怖・不安の感覚、精神的な反応
恐怖・不安の表情、リアクション
その他の恐怖・不安の表現
次の文字を含む「恐怖・不安」の表現を検索 |
胸 心 戦慄 恐怖 恐怖に 不安が 不安 愛情 不安に 不安な |
睡眠・眠る・寝る の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ