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岡本かの子 / 河明り ページ位置:29% 作品を確認(青空文庫)
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頭を下げる・お辞儀する
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前後の文章を含んだ引用
......移し、煙草盆に差込むと、開いた右の手で何処へ向けてとも判らず、拝むような手つきをした。それは素早く軽い手つきであったが、私をぎょっとさせた。娘も、それにつれて、萎 れたままお叩頭 した。 老父のそこまでの話の持って来方には、衰えてはいるようでも、下町の旧舗 の商人の駆け引きに慣れた婉曲 な粘りと、相手の気の弱い部分につけ込む機敏さがしたたかに感じら......
単語の意味
叩頭(こうとう)
額突く・叩頭く・頓ずく
叩頭・・・頭を地面につけてお辞儀をすること。叩首(こうしゅ)。頭で地を叩くという意味から。
額突く・叩頭く・頓ずく・・・額(ひたい)が地面につくほどに丁寧にお辞儀をする。座ったまま、おでこを地につけて礼をする。「額づく」「叩づく」「頓づく」とあらわす場合もある。
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頭を下げる・お辞儀するの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
半身を捩 じらして頭を下げた。もっともその拍子にかの女の様子をちらりと盗 み視 したけれども、
岡本かの子 / 母子叙情
深々と頭を下げた。額から離れた前髪が、力なく揺れている。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
正真正銘のお辞儀をしている。 ゆっくりとした田中の仕草は、非常に礼儀正しくて、姿勢こそ歪んではいたが、それは小さな感動すら呼び起こすような、美しい礼だった。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
膝に顔がつきそうなくらい深く頭を下げた。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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碧は、床に深々と突き刺さった釘のように動かなかった。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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