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薄暮の空に、時どき、数里離れた市で花火をあげるのが見えた。気がつくと綿で包んだような音がかすかにしている。それが遠いので間の抜けた時に鳴った。
梶井基次郎 / 城のある町にて ページ位置:24% 作品を確認(青空文庫)
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遠くの音 打ち上げ花火
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前後の文章を含んだ引用
......た。  遠い物干台の赤い張物板ももう見つからなくなった。  町の屋根からは煙。遠い山からはひぐらし  これはまた別の日。  夕飯と風呂を済ませてたかしは城へ登った。  薄暮の空に、時どき、数里離れた市で花火をあげるのが見えた。気がつくと綿で包んだような音がかすかにしている。それが遠いので間の抜けた時に鳴った。いいものを見る、と彼は思っていた。  ところへ十七ほどをかしらに三人連れの男の児が来た。これも食後の涼みらしかった。峻に気を兼ねてか静かに話をしている。  口で教えるの......
単語の意味
薄暮(はくぼ)
薄暮・・・夕暮れ。日が暮れること。
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どこかの教室でかすれたオルガンの音がきこえる。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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