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瞼がひきつった。なんだか、すごく気持ちが悪い。ひきつった場所だけが痺れて自分の身体から剝がれ落ちていくみたいだ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 ページ位置:53% 作品を確認(amazon)
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不安・怯え・恐怖の表情
恐怖、不安な目・怯えた瞳
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前後の文章を含んだ引用
......長い。けっこう、古典的なイケメンだ。睦月に似ている。「理穂」「うん?」「やばくねえかな」 如月の瞼がひくりと動いた。「やばいって?」「美咲」 今度はあたし自身の瞼がひきつった。なんだか、すごく気持ちが悪い。ひきつった場所だけが痺れて自分の身体から剝がれ落ちていくみたいだ。「如月、ちゃんとしゃべって」 如月の物言いが珍しく癇に触る。いらついてくる。これは危険信号だ。あたしがいらつくのはいろいろと原因があるけれど、不安を抱えてどうに......
単語の意味
痺れる(しびれる)
身体(しんたい)
瞼・目蓋(まぶた)
痺れる・・・ビリビリとした刺激を感じる。また、感動して感覚的にビリビリと感じて、興奮したり魅了されたりする。
身体・・・人のからだ。肉体。
瞼・目蓋・・・目の蓋(ふた)。眼球の表面をおおって、開閉する皮膚のひだ。瞼(まなぶた)。眼瞼(がんけん)。
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何か言いかけた途端に石になってしまったとでもいうように口を開いたまま、 怯えきったような、そのくせひどく淋しげな表情を浮かべて 瞬きもしない。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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恐怖、不安な目・怯えた瞳の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
目に 怯えたような色がある
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
臆病で素早く動く色の薄い瞳がちらついて来る。
岡本かの子 / 母子叙情
蜥蜴のように 怯えた眼
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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穏やかな横顔は微笑んでいるものの東京で暮らすことをやめてしまったことに対するわだかまりを含んでいるようにも見えた。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
無理に隅っこから引っ張り出される猫のように迷惑そうな顔
伊藤 整 / 青春 (1960年) amazon
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目は、しばらく、さげすみと感謝とにかわるがわる光った
阿部知二 / 冬の宿 amazon
物理的に理屈の通らない風景を検証するみたいに(目を細める)
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
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