一度体をばらばらにほぐしてまた組立てるような大変な労をとって立上った。それが映画で見る駱駝の起居を思わせた。
三島 由紀夫 / 金閣寺 作品を確認(amazon)
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立ち上がる
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単語の意味
駱駝(らくだ)
駱駝・・・ラクダ科の哺乳動物の総称。砂漠での生活に適し、足の裏は厚く柔らかく砂にめり込むのを防ぎ、鼻孔は開閉できて砂が入り込まない。背に脂肪質のコブがあり、養分を貯えるほか、代謝水ともなる。砂漠の旅に重要な家畜。毛は織物の材料。
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立ち上がるの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
からだを猫ののびをするように伸ばして、立ち上った。
室生 犀星 / 杏っ子 amazon
ぎくとして、筋を引いた蛙の肢のように立ち上った。
池谷 信三郎 / 橋 amazon
ふといしり尾をたてながら、座をたちあがると、ころものすそが、それにかかって、せんすのようにひろがりました。
浜田 廣介 / 浜田広介童話集 amazon
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
追いかけられているように、あたふたと後も見ずに門を出て行く
石川 達三 / 花のない季節 amazon
尋恵がぽつりと言うのにも、彼は「ふむ」と喉の奥で応えただけだった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(掃除機)床に散らばったたくさんの抜け毛、あの汚らしいものを、早く吸い込んでしまわなければ――。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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