両頬に紅い丸を描いた孔雀のような女
稲垣 足穂 / 弥勒 作品を確認(amazon)
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頬の赤み・色
化粧・白粉をした顔
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単語の意味
頬(ほお・ほほ)
孔雀(くじゃく)
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
孔雀・・・キジ科。熱帯の森林に住む大形の鳥。雄は極めて美麗な飾り羽を扇形に広げて雌に求愛する。雌は飾り羽がなく全体的に地味。羽の美しさに加えて毒虫や毒蛇を好んで食べたため、古来より尊ばれた。
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頬の赤み・色の表現・描写・類語(頬・ほっぺのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ぱったりした頬は林檎のように紅(あか)かった。
徳田 秋声 / 縮図 amazon
頬の色が俄 かに、耳元までもパッと燃え立った
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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化粧・白粉をした顔の表現・描写・類語(顔のカテゴリ)の一覧 ランダム5
アスパラガスのように、ドロドロと白粉 をつけかけたまま
林芙美子 / 新版 放浪記
白い女の顔が人魂 のようにチラチラしていた。
林芙美子 / 新版 放浪記
日本的な甘い感じのない薄化粧
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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「頬・ほっぺ」カテゴリからランダム5
頰もイチゴのように赤くてツヤツヤで
湊 かなえ / 罪深き女「ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)」に収録 amazon
ゴム鞠(まり)のようにふくらんでいた頬は内側からすっかり肉をえぐりとられたように凹んで
安岡章太郎 / 海辺の光景 amazon
「顔」カテゴリからランダム5
彼は白ペンキのように青ざめて
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
牙彫(けぼり)の人形のような顔
森 鴎外 / 山椒大夫 amazon
「化粧」カテゴリからランダム5
白粉の匂いが周吉の鼻に新しい蚊帳のように匂った。
林 芙美子 / 牡蠣「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
ピンセットで爪に星を落とす。極小の金色のひらべったい星は塗りたての薄紫のエナメルにぴたりとくっつき、繊細な作業をしたあとのピンセットの先は少し震えている。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
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