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固い頬の肉で蒟蒻(こんにゃく)のように笑った。
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 作品を確認(amazon)
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笑顔
笑う
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単語の意味
頬(ほお・ほほ)
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
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笑顔の表現・描写・類語(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
完璧 に独立して、複雑な機能を持つ美しさ。何もかもを含み、微妙で、そこにひとりであるもの。だからとてつもなく悲しい。天然の、匂い立つような甘い水分を含んだあの、かけねのない何か。 私は妹のあの笑顔に恋をしていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
彼は笑った。ささやかな花を咲かせたような、つつましい笑顔だった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
微笑みを浮かべるときのように口の両端を少し横に広げたが、実際には微笑みは浮かばなかった。その暗示のようなものがあっただけだ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
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笑うの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
箸がころげたのを見たように明るく笑いながら
有吉 佐和子 / 恍惚の人 amazon
ふ、ふと湯玉が上ってくるように笑いの玉がこみ上げて来て、大きな声で笑っていた。
向田 邦子 / はめ殺し窓「思い出トランプ (新潮文庫)」に収録 amazon
畳の上にたおれてノタ打ちまわりながら、ヒステリー患者のように笑いつづけた。
夢野久作 / あやかしの鼓
あはは、と悟郎はのけぞるようにして笑い声をあげた。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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喜びの比喩表現の例文 一覧 ランダム5
彼はその喜びを少しでも失わないように、何か壊れ物を抱いている時のような気持ちで歩いていった。
横光 利一 / 悲しみの代価「日本の文学〈第37〉横光利一 (1966年) 悲しみの代価 日輪 上海 他」に収録 amazon
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表情・顔に表れた気持ちの比喩表現の例文 一覧 ランダム5
夜光の球のように辺りを圧する顔
菊池 寛 / ある恋の話 amazon
大黒天のように、幸福な顔つきをした老人
岩田豊雄 / 岩田豊雄創作翻訳戯曲集(東は東) amazon
遠くでお祭りがはじまっているような、にこやかな顔
椎名麟三 / 自由の彼方で amazon
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笑う・笑みの比喩表現の例文 一覧 ランダム5
「あはははは」としゃぼん玉のような笑い声を真正面から浴びせた。
十一谷義三郎 / あの道この道
ホトトギスの声をもっと陽気にしたような声で笑って
木山 捷平 / 長春五馬路 amazon
甲高く鳥の叫ぶような声が切れ切れに聞こえた。女の笑い声のようだ
日野啓三 / 夢の島 amazon
フフフフと、木を磨り合せるような短い笑い声を洩らした。
石坂 洋次郎 / 石中先生行状記 amazon
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動作・仕草・クセの比喩表現の例文 一覧 ランダム5
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「喜び」カテゴリからランダム5
この部屋は表彰したいぐらい、風の通りがいい
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
思いがけない朗報である。隣では殿村が瞬きすら忘れた顔で、神谷を見ている。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
顔が露骨にゆがんだ。ものすごく嫌いな食べ物を無理やり口に押しこまれたような顔だ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
「笑う・笑み」カテゴリからランダム5
笑うと眼がこの上なく柔らかくなった。
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
ジャマイカの土人達が好む皿と油で煮つめたスープのようなものが喉の奥に詰まっていて、それを吐き出したいと思う
村上 龍 / 限りなく透明に近いブルー amazon
何か執拗なものを追い払うような手つき
岡本かの子 / 母子叙情
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