蝉の抜け殻のような小さな蟹
中島 敦 / 環礁 ——ミクロネシヤ巡島記抄—— 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
蟹(風景)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
蝉・蟬(せみ)
蟹(かに)
蝉・蟬・・・1.セミ科の昆虫を総称。夏に鳴く虫の代表。羽を畳んで木に止まり、雄は高い声で鳴きたてる。幼虫は数年かかって成虫になるが、成虫の寿命は10日から20日と短い。
2.高いところに物を引き上げるときに使う、小さな滑車。
2.高いところに物を引き上げるときに使う、小さな滑車。
蟹・・・エビ目(十脚類)カニ亜目(短尾類)の甲殻類の総称。水中や水辺にすむ。5対の足のうち第1対は鋏(はさみ)となっていて、捕食に役立つ。横向きに歩行するのが一般的であるが、前向きに歩く種も少なくない。食用。
ここに意味を表示
蟹(風景)の表現・描写・類語(水中の生き物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
水色の蟹 が敷居の上をゴソゴソ這 って行く。
林芙美子 / 新版 放浪記
砂の亡霊のような小蟹
中島 敦 / 環礁 ——ミクロネシヤ巡島記抄—— amazon
このカテゴリを全部見る
「水中の生き物」カテゴリからランダム5
丸いガラスの金魚鉢が置かれ、その中を二匹の赤い金魚が泳いでいた。どこにでもいる普通の金魚で、どこにでもある普通の金魚鉢だった。水の中には決まりごとのように、緑色の藻が浮かんでいた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
(いぼ蛙の)口の尖った意地の悪そうな、あの河童のような顔
志賀 直哉 / 菜の花と小娘「志賀直哉小説選〈1〉」に収録 amazon
蝉の抜け殻のような小さな蟹
中島 敦 / 環礁 ——ミクロネシヤ巡島記抄—— amazon
頭と尻尾を弓のようにはねあげた赤い魚
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
同じカテゴリの表現一覧
水中の生き物 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ