遠ざかれば忘れてしまうに違いない希薄な愛情が、薄ら氷のようにきらきら美しい
円地 文子 / 朱(あけ)を奪うもの 作品を確認(amazon)
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愛する・愛情
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単語の意味
薄ら(うすら)
薄ら・・・ほんの少し。かすか。
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愛する・愛情の表現・描写・類語(好きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼の自分と違うところを愛し、彼の自分と違うところにさびしさを感じる。彼の一つ一つに胸が高鳴り、同時にしめつけられる。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
愛の芽が須賀の中に芽ぶきはじめたのだ。
円地 文子 / 女坂 amazon
愛というものは、太陽のように明るく、輝かしく、神にも人にも、永遠に祝福されるべきもの
井上 靖 / 猟銃「猟銃・闘牛 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「好き」カテゴリからランダム5
彼が触れてくれた時、ことん、って鍵がはずれるような感じがしたわ。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
「恋愛」カテゴリからランダム5
野呂にお尻の穴を舐められて、「自分はこんなに愛されている」とは思わず、それよりわたしは、「自分はこんなにこの男を愛している」と実感したのだ。それは全く、不思議な感覚だった。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(ホテルのベッドに一人寝転がるとエッチな気分が湧いてきた)眼鏡を外して仰向けになった。 城戸は、かつて汗ばんだ全裸で、激しい動悸と心地良い深呼吸とともに眺めた幾つかの天井の記憶を呼び覚ました。胸の裡に淫猥なものが 閃いた。誰かが傍らにいて、互いの裸体の熱を感じ合っているべきであるような、遠慮深い静けさだった。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
並んで歩いていると、我知らず心がときめいてくる
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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