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胸から二の腕にかけて、がまはだのように、入墨のぼかしが見える。
吉川英治 / 治郎吉格子 ページ位置:10% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......って、そのまえに、油染みた桐の櫛箱くしばこや、びんだらいなどをすえつけて、今、一人の客の髪を結い上げているのが、親方の仁吉にきちらしかった。  二十七、八の苦みばしった男である。胸から二の腕にかけて、がまはだのように、入墨のぼかしが見える。その背なかに彫ってある自雷也が通称になって、自雷也床の親方で通っている彼だった。 「……ちっとも、似ていねえな。腹ちがいにしても、兄妹きょうだいなら、どこか似ているところが......
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胸(むね)
蟇(ひき・がま・かま)
・・・1.体の前面で、首と腹との間の部分。また、その内側にある心臓や肺臓、胃などの内臓。
2.(胸に宿るとされている、)心。想い。心中。
3.乳房(ちぶさ)。おっぱい。
・・・カエルの一種、ヒキガエルの別名。いぼのたくさんある大型のカエル。体は肥大し、手足は短い。背中は黄褐色または黒褐色、腹は灰白色で、黒色の雲状紋が多い。耳腺(じせん)から毒は、漢方に用いられることも。暗くなると、のっそりと活動を始める。冬眠をして冬を越す。
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