ザラザラした毛脛
吉川英治 / 醤油仏 ページ位置:47% 作品を確認(青空文庫)
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すね・ふくらはぎ
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前後の文章を含んだ引用
......張っていた。 弁当箱も大きいが、男の恰幅 もすばらしい筋肉で出来上っていた。硬緊 りに肥えて、骨太で、上背丈 がある。年頃は三十二、三という見当。 左次郎は、この男のザラザラした毛脛 も、日に焦けた皮膚も光る目も、すべて親切気に富んだ特質のように見えて、一ぺんに頼もしくなった。 なお、話しているうちに、どこか因州訛 のある男のことばも、一層、こ......
単語の意味
毛脛・毛臑(けずね)
毛脛・毛臑・・・毛がたくさん生えているすね。毛深いすね。
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すね・ふくらはぎの表現・描写・類語(足のカテゴリ)の一覧 ランダム5
むこうずねが木の筋のようにふくれあがり、黒いほど紫色になる
石森 延男 / コタンの口笛 第2部 amazon
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床板の木目が素足に吸い付いて、ひんやりとした。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
(娘たちの)きゃしゃな踵(かかと)なぞはちょうど鹿のようだ
中野 重治 / 歌のわかれ (1950年) amazon
(足は痩せ、)腿のあたりの皮をつまんで右の方にひっぱると、つままれた形のままで停止してしまう
丹羽文雄 / 厭がらせの年齢 amazon
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