「すべて曖々然 として昧々然 たるかたで行くつもりかね」
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:13% 作品を確認(青空文庫)
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曖昧・はっきりしない
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......ようだが、もし差支 えがなければ承 わりたいね、君」と主人を顧 みると、主人も「うむ」と生返事 をする。 「いやそれだけは当人の迷惑になるかも知れませんから廃 しましょう」 「すべて曖々然 として昧々然 たるかたで行くつもりかね」 「冷笑なさってはいけません、極真面目 な話しなんですから……とにかくあの婦人が急にそんな病気になった事を考えると、実に飛花落葉 の感慨で胸が一杯になって、総身 の活......
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光線の当て方によって次々に色彩を変えていく多面体の鉱石のように、つかみどころがない
小林久三 / わが子は殺人者 amazon
春の夜の朦朧たる月影を見るように、そこはかとなき終りを告げた
舟橋 聖一 / 白薊 amazon
天の青、海の青のなかを、かもめのようにゆらゆらしているようなおぼつかなさ
宮尾 登美子 / 楊梅(やまもも)の熟れる頃 amazon
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うんざりしきるまで頑張ってやる。
宮本百合子 / 伸子
ツバを引っかけてやるべき裏切った男
林芙美子 / 新版 放浪記
どこまでも落ちていく。 あるいは、昇っていく。 そんな判然としない浮遊感
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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