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春の紺碧こんぺきまだらにしている白い雲が明るく、まばゆく、うごいている。
吉川英治 / 野槌の百 ページ位置:6% 作品を確認(青空文庫)
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春の空 薄く広がった雲
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前後の文章を含んだ引用
......、果てしがないと感じて、黙ってしまった。そして、笛ぶくろから、かれの愛笛――八寒嘯はっかんしょうめいのあるそれを抜いて、たまらない重苦しさから、逃げようとした。  昼の雲が――春の紺碧こんぺきまだらにしている白い雲が明るく、まばゆく、うごいている。  三五兵衛は、頬のそげた顔を、少し仰向けた。そして、ひゅらり、ひゅらり、と横笛をふきだした。  ――どんな気でいるんだろう?  お稲は、男の吹く笛に、からかわれる......
単語の意味
紺碧(こんぺき)
斑(まだら・むら・ぶち)
紺碧・・・深い紺色。黒みを帯びた濃い青色。「碧」は訓読みで「あお」と読める。
・・・1.下地の色とは違う色が、不規則に混じっている模様。いろいろな色や濃淡の入りまじっている模様。また。そのさま。
2.1が転じて、ある現象が現れたり、現れなかったりすることのたとえ。はっきりした部分とそうでない部分があるのたとえ。
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