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大きな象のやうな形の丘
宮沢賢治 / ひかりの素足 ページ位置:24% 作品を確認(青空文庫)
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丘陵・小山・小高い丘
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前後の文章を含んだ引用
......た。楢夫もあたりを見てあるいてゐましたのでやはりたびたびつまづきさうにしました。 「下見で歩げ。」と一郎がたびたび云ったのでした。 みちはいつか谷川からはなれて大きな象のやうな形の丘の中腹をまはりはじめました。栗 の木が何本か立って枯れた乾いた葉をいっぱい着け、鳥がちょんちょんと鳴いてうしろの方へ飛んで行きました。そして日の光がなんだか少しう......
単語の意味
象(ぞう)
象・・・ゾウ科の哺乳動物。巨大で全身灰色、長い牙を持つ。最大の特徴である自由に屈伸する長い鼻は、人間の手と同じように物を掴むことができる。「象」の字は象の姿の象形文字。アジア象は基本的に穏やかな性格で、家畜として飼育される。
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(丘を回り込むと)女の背のような優美な側面は、いつか意外に厳しく狭い正面に変り、三角の頂上から、両足をふんばったように、二つの小尾根を左右に投げ落していた。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
ぬっと胸を突きだしたような段丘
本庄 陸男 / 石狩川〈上〉 amazon
丘の緑の縞に黒い影の糸が織り込まれる
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
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工事の跡の絶壁の赤土が、まだ生々しく露出している
太宰 治 / 津軽 amazon
連山の襞(ひだ)に、夕日が絵のように美しく光線を漲らす
田山 花袋 / 田舎教師 amazon
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