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普段なら満天の星空なのだが、今夜は金星だけが瞬いている。雨でも降るのだろうかと一二三は思った。
吉田修一「悪人」に収録 ページ位置:36% 作品を確認(amazon)
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星の光・星が輝く 曇り空・曇天
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前後の文章を含んだ引用
......い一二三は、安い軽自動車に乗っていた。鍵を開けると、祐一がすぐに助手席に乗り込んでくる。 一二三はふと空を見上げた。波の音が空から落ちてきたように聞こえたのだ。普段なら満天の星空なのだが、今夜は金星だけが瞬いている。雨でも降るのだろうかと一二三は思った。 海沿いの県道を祐一の家へ向かいながら、一二三はなかなか職が見つからないと愚痴をこぼした。 実際、この日も午前中はハローワークで過ごし、顔見知りになった若い女子......
単語の意味
瞬く(またたく)
星空(ほしぞら)
満天(まんてん)
金星(きんせい・きんぼし)
瞬く・・・1.見えたり見えなくなったり光がチラチラする。明滅する。
2.まぶたを一瞬のうちに閉じたり開いたりする。まばたく。
星空・・・晴れた夜、星がたくさん輝いている空。
満天・・・空いっぱい。空に満ちていること。大空一面。一天。
金星・・・1.(きんせいと読んで)太陽系の惑星のうち、太陽から2番目に近い惑星。太陽、月に次ぐ明るさで、その明るさと美しさは、ローマ神話に登場する美の女神ビーナスにたとえられ、英語で Venus と呼ぶ。
地球からは明け方と日没時にしか観測できない。これは、地球の軌道が水星の軌道の外側にあるためで、地球が夜のときは観測者は太陽や金星と反対方向を向いてしまうし、昼間は太陽が明るすぎて見えないため。
2.(きんぼしと読んで)相撲で、前頭以下の力士が、横綱を倒した勝ち星。転じて、予想されなかった大手柄。
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軒端にせまる山の上は星がいつぱいだ 氷水屋の硝子玉の簾のやうだ
田中 冬二 / 法師温泉「田中冬二全集〈第1巻〉詩 (1984年)」に収録 amazon
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鉛を張ったような都の曇り空
岡本かの子 / 河明り
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空に洗ったような月がのぼる良夜
藤沢 周平 / 三屋清左衛門残日録 amazon
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夕暮の光が幾筋か射しこんで、地面にまだらの模様を描く。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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