牛乳色の皮膚
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:33% 作品を確認(青空文庫)
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色白・肌の白さ
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前後の文章を含んだ引用
......ぴちぴちと締まった肉づきと、抜け上がるほど白い艶 のある皮膚とはいい均整を保って、短くはあるが類のないほど肉感的な手足の指の先細 な所に利点を見せていた。むっくりと牛乳色の皮膚に包まれた地蔵肩 の上に据 えられたその顔はまた葉子の苦心に十二分 に酬 いるものだった。葉子がえりぎわを剃 ってやるとそこに新しい美が生まれ出た。髪を自分の意匠どおりに......
単語の意味
乳色(ちちいろ)
乳色・・・牛乳のような色。少し濁りのあるような白。乳白色。
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マシマロのように白っぽい
林芙美子 / 新版 放浪記
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雪のような腕を露わしている。
正宗白鳥(忠夫) / 何処へ amazon
牛乳色の皮膚
有島武郎 / 或る女
(若者の肌)拭き残したうなじの水滴が、張りのある皮膚にはじかれていた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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