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中華饅頭の白い膨らみの真ん中あたりに両方の親指をあててめくるようにして割り
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
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割る・半分にする
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前後の文章を含んだ引用
......しな、帰ったら一番にすることがあります。それは寝てるこの子の顔見るねんよ、と割りこんできた。緑子はそれに対して怪訝な顔をして、一瞬巻子の顔を見たけど何も云わず、中華饅頭の白い膨らみの真ん中あたりに両方の親指をあててめくるようにして割り、具の出かかったところに小皿についだ醬油をつけ、それからそれを半分に割り、少し間をおいてそれをさらに半分にし、またそれにも醬油をつけて黒くなったところをじっと見......
単語の意味
親指・拇・擘(おやゆび)
割・割り(わり)
親指・拇・擘・・・1.手足の五本の指のひとつ。五本の端にあって、もっとも太い指。拇指。手の場合は手の平は地面に向けたときに、足の場合は直立したときに、一番内側に位置する。大指(おおゆび)。第一指。母指・拇指(ぼし)。巨擘(きょはく・きょへき)。擘指(はくし・へきし)。お父さん指。
2.一家の主人や亭主、親方などのこと。
2.一家の主人や亭主、親方などのこと。
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(両口屋の二人静)上質の砂糖を紅白に、小さく丸く型どり、二つを合わせてうすい紙にくるんだ干菓子をつまみ、濃い茶をのむ。 品のよい、いかにも清楚な菓子だ。
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顔に垂れかかる前髪をさっと払った。
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