TOP > 感情表現 > 好き


カテゴリ検索 単語の意味
愛おしさが胸元に突き上げる
この表現が分類されたカテゴリ
とても好き 好きな気持ちがあふれる
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
胸元・胸許(むなもと)
胸元・胸許・・・胸の元・許(=付け根)。胸のあたり。胸先・胸前(むなさき)。
ここに意味を表示
とても好きな気持ちの表現・描写・類語(好きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「好きな気持ちがあふれる」の表現・描写・類語(好きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「胸で好意的に思う」の表現・描写・類語(好きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
こうして離れていてふと、私の知っている彼のいいところを思うと、あまりのすばらしさにが苦しくなる。その文章の才、礼儀正しさ、行動の大胆さ、おおらかさ、手の形、声の響き……等。  そして悪いところやずるいところを考えると、あまりの憎しみに息が苦しくなる。私を旅に誘ったりする弱さ、妹の死に対するある種の冷酷さ、ろくに日本に帰らないくせに、来るとなると会いたがるずるさ……等。  ほかの人にはこんなに感じないひとつひとつの感覚が活性化される。その振幅がそのままその人を思う心のベクトルの大きさだ。人間は苦しい。不完全なひとりが、不完全なひとりを思い丸ごとを受け入れようと苦しむ様は、なぜかそれぞれのうちの 嵐 とは別のところで、ときどき妙に生き生きとしたあるひとつの像を結ぶ。  人間がかろうじて日々を生きているわけみたいなもの。  いちめんに咲いた桜並木みたいに大盤振る舞いの美しくやさしいエネルギー。  たださらさらと花びらが散り、陽がさして風が吹き、はるか続く木々がいっせいに揺れて舞い狂うピンクとすきまの青空の甘い色に圧倒されて立ちつくす。知っている。一度しかなく、一瞬で終わる。でも自分がその一部に永遠に溶け込んでいる。ワンダフル、ブラボー! そういう瞬間を、人は苦しんでも求める。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ恋愛・恋する・恋心愛憎
このカテゴリを全部見る
「好き」カテゴリからランダム5
灼けつくような好奇心
三島 由紀夫 / 仮面の告白 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
好き の表現の一覧 
感情表現 大カテゴリ
表現の大区分