蔓が蛇のようにからみ
北 杜夫 / 谿間にて「新潮日本文学 61 北杜夫集―楡家の人びと・他」に収録 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
蔓(つる)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
蛇(へび)
蛇・・・ひょろ長い筒状で足がないという独特の姿の爬虫類の総称。鱗(うろこ)でおおわれた体をくねらせて進む。先が二分した長い舌を持つ。脱皮を繰り返し、毒を持つものも多い。不吉なもの、執念深いものとして嫌悪の対象となる場合が多いが、一方で、神やその使いとして信仰する場合もある。
ここに意味を表示
蔓(つる)の表現・描写・類語(植物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
塀の金鎖草の蔓の一むらの茂みが初夏の夕暮の空に蓬髪のように乱れ、
岡本かの子 / 巴里祭
巻蔓は、空の方へ、身を悶えながらもの狂おしい指のように、何もないものを捉えようとしてあせり立っている
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
蔓自身は弓弦(ゆづる)のように張りきった
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
(野生の藤蔓が)大樹の松の幹をあたかも虜(とりこ)を捕えた綱のように、ぐるぐる巻きに巻きながら攀じ登って
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
このカテゴリを全部見る
「植物」カテゴリからランダム5
月をつかみ取るようなかっこうに、杉の枝が空に伸びる
長崎 源之助 / ゲンのいた谷 amazon
銭苔は緑色の鱗でもって地所とり(小児の遊戯の一種)の形式で繁殖し
井伏 鱒二 / 山椒魚 amazon
同じカテゴリの表現一覧
植物 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ