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大きな図体の癖に今度はまるで手も足もない赤児のようなお前によろよろとりかかろうとしている。
岡本かの子 / 雛妓 ページ位置:49% 作品を確認(青空文庫)
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寄り掛かる・もたれる・身を預ける
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前後の文章を含んだ引用
......そうじゃない」  そして、わたくしの肩をぐさとつかみ、生唾なまつばを土手の若草の上に吐いて喘ぎながら言った。 「おやじが背負い残した家霊の奴め、この橋くらいでは満足しないで、大きな図体の癖に今度はまるで手も足もない赤児のようなお前によろよろとりかかろうとしている。今俺にそれが現実に感じられ出したのだ。その家霊も可哀かわいそうならおまえも可哀そうだ。それを思うと、俺は切なくてやり切れなくなるのだ」  ここで、逸作は橋詰の茶店に向っ......
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足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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壁に蝙蝠のようにペタリと倚(よ)り添った女
行路難(正木不如丘)「大衆文学大系〈10〉田中貢太郎,正木不如丘 (1972年)」に収録 amazon
人と肉体をふれ合わせて、同じ素材でできた自分以外の宇宙と寄り添う
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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細い喉が、こくり、こくりと小さく波打った。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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