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おりから、雲の峰が一つ、太陽の道に当たったのであろう。あたりが翛然ゆうぜんと、暗くなった。
芥川龍之介 / 偸盗 ページ位置:4% 作品を確認(青空文庫)
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曇り空・曇天
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......ゃない。――それより、今夜の相手は、曲がりなりにも、藤判官とうほうがんだ、手くばりはもうついたのか。」  太郎は、日にやけた顔に、いらだたしい色を浮かべながら、話頭を転じた。おりから、雲の峰が一つ、太陽の道に当たったのであろう。あたりが翛然ゆうぜんと、暗くなった。その中に、ただ、ながむし死骸しがいだけが、前よりもいっそう腹のあぶらを、ぎらつかせているのが見える。 「なんの、藤判官だといって、高が青侍の四人や五人、わたしだって、昔とったき......
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峰・峯・嶺(みね)
雲の峰(くものみね)
峰・峯・嶺・・・1.山の頂上や、山の頂上に近い部分。
2.物の高くなっている部分。
3.刃物の背の部分。
雲の峰・・・山の峰のようにわき立つ、夏の雲。入道雲。
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もう午前十時をまわっていて、相当高いところにある太陽がまるで美しいものみたいにこの街を照らしていた。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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