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ふいに目が覚めた。  手も足もまだ眠りの中にあってあたたかかったが、意識だけが“〝覚醒”〟というようなはっきりした感じでふいに冴えた。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
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寝起き・目が覚める うつらうつら(半分眠ったぼんやり状態)
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前後の文章を含んだ引用
......タクシーは夜の中を、I市に向かって走り出した。私と、カツ丼を乗せて。 昼間の疲れで初め、うとうとしていた私は、ほとんど他に車のいない一本道を速く飛ばしている時、ふいに目が覚めた。 手も足もまだ眠りの中にあってあたたかかったが、意識だけが“〝覚醒”〟というようなはっきりした感じでふいに冴えた。暗い車内で窓に向かって体を起こしてすわり直すと、運転手が、「空いてたんで速かったねえ、もうすぐ着くよ。」 と言った。 私はええ、と言って空を見上げた。 月は高く......
単語の意味
冴える・冱える(さえる)
足・脚・肢(あし)
冴える・冱える・・・1.光や色、音などに濁りがなくて鮮明に感じられる。
2.寒さが厳しくて身が引き締まる感じである。
3.目や頭、体などの感覚がはっきりして調子がいい感じがする。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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