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後悔しいしい肩をすぼめた。
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:14% 作品を確認(青空文庫)
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肩の動き・落とす(上げる)
後悔する
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前後の文章を含んだ引用
......え失せて行った。 「……いや……必ずしもそうでないのです。或は一 と思いに焚き殺された昔の精神病者の方が幸福であったかも知れません」 私は又も余計な事を云った事を後悔しいしい肩をすぼめた。そういう若林博士の気味のわるい視線を避けつつ、ハンカチで顔を拭いたが、その時に、ゆくりなくも、正面左手の壁にかかっている大きな、黒い木枠の写真が眼についた。 そ......
単語の意味
肩を窄める(かたをすぼめる)
肩を窄める・・・両肩を落とすように身を縮める。寒さや肩身の狭さなどのために、身を縮めて小さくなる。元気なくしょんぼりとしたさま。
ちなみに、「肩を竦(すく)める」は、「両肩を上げて身を縮こまらせる」こと。「呆れ」「不満」「どうしようもない」などの気持ちを表す動作。
ちなみに、「肩を竦(すく)める」は、「両肩を上げて身を縮こまらせる」こと。「呆れ」「不満」「どうしようもない」などの気持ちを表す動作。
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自分の意志通りに動けば私は後悔なんてしない事よ。
林芙美子 / 新版 放浪記
いまでも、最後に彼女がそう言ったときの小さな笑みを、ときどき思い出す。その笑みが心の右はじあたりに小さな痛みとして住み着いて、雨の日にはまるで古傷のように顔を出す。 でもよく考えたら、僕の心にはそんな小さな痛みがたくさんある。その小さな痛みのことを、人は後悔と呼ぶのだろう。
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