霧が風景を白い幕のように閉ざす
この表現が分類されたカテゴリ
霧・かすみ・もや
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
風景(ふうけい)
風景・・・自然の景色。目の前に広がる眺め。その場の情景。
ここに意味を表示
霧・かすみ・もやの表現・描写・類語(雨・霧のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夜霧がプラットフォームの灯りの周囲にこまかい虫のように動く
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
村に、焦臭 い靄が低くこめる。山裾の町の電燈が、点々と燦き出す
宮本百合子 / 伸子
夕靄(ゆうもや)が屋根に下がって、家々は頭を截(き)りとられたごとく看(み)えた
瀧井 孝作 / 無限抱擁 amazon
このカテゴリを全部見る
「雨・霧」カテゴリからランダム5
泥だらけの道には人影もありません。こんな道を見ていますと私はなぜか、人生を思い、悲しくなります。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
薄い霧だか 烟 だか港一杯に拡がって
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
霧はゆっくりうねりながら、一つの方向へ流れていた。それは風景をすっぽり包み込んでしまうような息苦しい霧ではなく、透明な清らかさを持っていた。手をのばすと、その薄くてひんやりしたベールの感触を味わうことができそうだった。
小川 洋子 / 夕暮れの給食室と雨のプール「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
雨・霧 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ