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話はつい永くなって十時頃になってしまった。
岡本かの子 / 東海道五十三次 ページ位置:93% 作品を確認(青空文庫)
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集中する・夢中になる
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前後の文章を含んだ引用
......が、遂に終りをよくしたものが無い中にも、私の主人だけは狡くて、途中に街道から足を抜いたため、珍らしく出世したと述懐していたことやを述べて主人を散々に苦笑させた。話はつい永くなって十時頃になってしまった。 小松技師は帰りしなに、少し改って 「実はお願いがあって参りましたのですが」 と言って、暫く黙っていたが、主人が気さくな顔をして応 けているのを見て安心して言った。......
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集中する・夢中になるの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼の姿には塵ほどの余念もない凝固した精神があった。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
息をのんで画面に 釘 づけになっている
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
頁を開き、一つ二つ文を読めば、すぐに小説の世界に溶け込むことができた。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー amazon
だいぶ足を粘り取られてる
岡本かの子 / 東海道五十三次
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「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
落ち着いてゆっくり考えよう、そう思うそばから思考が風に吹き散らされてしまう。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
鼻歌をうたっている余裕もなさそうだ。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
先生は、日に幾度も梯子 段を上ったり降りたりしている。まるで二十日鼠のようだ。
林芙美子 / 新版 放浪記
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